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地球観測衛星(台湾)

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BUMAX® 88スクリューは、宇宙ミッションの成功に貢献するため、厳しい衛星アプリケーションに対応することが証明されています。

要求の厳しいお客様のアプリケーション

台湾の国家宇宙局(NSPO)は、地球観測衛星「Formosat-5(福爾沙衛星五号)」のために高強度のファスナーを必要としていました。この衛星は、NSPOが開発した台湾初のリモートセンシング衛星です。

Formosat-5には、衛星前部に搭載された先進電離層ペイロード(AIP)があります。AIPは、地球の気象、気候、強い地震に伴う地震前兆を監視するために設計されたオールインワンのプラズマセンサーです。

AIPには、少なくともプロジェクトの寿命が尽きるまで機能するように、固定するための高強度のネジが必要でした。AIPの共振周波数は120Hz以上であるため、一般的なステンレス製のネジは使用できませんでした。

「ファスナーの不具合はミッション全体の失敗につながるため、適切なファスナーを見つけることは絶対に必要でした」と、台湾の国立中央大学大学院宇宙科学・工学研究所の所長であるChi-Kuang Chao博士は述べています。

BUMAXのソリューション

BUMAX® 88は、この種の要求の厳しい地球外アプリケーションのための厳しいテストをすべてクリアしました。これには、プロジェクトの高い強度要件や、高い共振による振動に対処する重要な必要性が含まれていました。

「BUMAXのファスナーは、私たちの厳しい強度・振動試験をすべてクリアし、標準的なステンレス製ファスナーを凌駕する性能を備えていました」とChao博士は説明します。

使用されたネジのほとんどは、M2、M3、M4 DIN7991(六角穴付き皿ボルト)です。AIPの組み立てには30本以上のネジやナットが使用され、左の検出器に使用されているネジはほぼすべてBUMAX製品です。

ミッションの成功に貢献する

BUMAXのネジは、衛星の高い強度要件と耐振動性を満たすことで、Formosat-5ミッションの成功に貢献しました。この衛星は、2017年8月25日に5年間のミッションで打ち上げられました。

今後、BUMAXスクリューは、さまざまなNSPOの研究ロケットやキューブ衛星に使用される予定です。そのため、今後もより多くのミッションの成功に向けて貢献するBUMAXのファスナーの登場が期待されます。

BUMAX 88 ボルト 
引張強度    800N/mm²
耐力    640N/mm²


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