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よくある質問

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PEM製品

Q
セルフクリンチングファスナーはハンマー等でたたいて板に取り付けることができまか?
A
いいえ、セルフクリンチングファスナーはしっかりと圧力で板へ圧し込むことが必要です。ハンマーのような瞬間的な衝撃では取り付ける板材にキモであるメタルフローを発生させることができません。
Q
メッキされたセルフクリンチングファスナーが圧入された板(パネル)のメッキをはがしたり、再メッキすることができますか?
A
推奨できません。板(パネル)のメッキはがしはファスナーの表面処理に大きなダメージを与えます。
その場合、以下
第一のオプションとして、あらかじめメッキ処理をされた板(パネル)への圧入。
第二のオプションとして、メッキ無しのセルフクリンチングファスナーの圧入。
のご検討があります。
Q
セルフクリンチングファスナーを取り付けるときに特別な設備が必要なのでしょうか?
A
いいえ、セルフクリンチングファスナーはどんなタイプのプレス設備があれば板に圧入することができます。
Q
もし、とても強い力で締めたとしたら、セルフクリンチングファスナーは、外れたり、回って(空転)してしまったりしませんか?
A
いいえ、一般的にセルフクリンチングファスナーのトルクアウトは締め付け力に比べはるかに高いものであります。実際、ほとんどのセルククリンチングファスナーのトルク試験において、ナットが回転する前に試験用のスクリューが折れてしまいます。
Q
ステンレス筐体に溶接ナット(スタッド)を使っているんですけど、それに代わるいいセルフクリンチングファスナーはありますか?
A
はい、あります。 ステンレス304板に圧入に信頼できるファスナーはそれぞれ硬化ステンレス材で、HRB88の硬さの板へ圧入取り付けができます。
Q
セルフクリンチングファスナーを使用(取り付ける)際に、圧入される板に何か重要なことがありますか?
A
一般的に、二つのポイントがあります。
最初に、板(パネル)は可塑性の金属材料であり、使用する(取り付ける)セルフクリンチングファスナーより軟らかい材料でなければなりません。
次に、板厚です。それぞれのセルフクリンチングファスナーが示す最小板厚(以上)に適合したものでなければなりません。中には0.51mmの最小板厚の製品がありますが、一般的には0.76mm-1.0mmが最小板厚として必要です。(pemMicroファスナーは別)
Q
どのセルフクリンチングファスナーかを決める際に、板厚の厚さ方向に制限がありますか?
A
通常、セルフクリンチングファスナーに最小板厚の規定はありますが、最高板厚の規定はありません。しかしながら、お客様向けのスペシャル仕様等において、板の厚さ方向に制限(Max)を持った製品はあります。
Q
いくつかのセルフクリンチングファスナーは六角形状のヘッド(フランジ)がありますが、それらを使用する際(圧入取り付け)には、板に六角穴を開けたり、それにならった冶具が必要ですか?
A
いいえ、すべてのクリンチングファスナーの取り付け穴はパンチならびにドリルで開けられる丸穴です。
六角ヘッドは板に面一に厚入されます。板に対してメタルフローを発生させます。
またその六角ヘッドは高い回転トルクを発揮いたします。
Q
セルフクリンチングファスナーに耐水性(気密性)を持ったものはありますか?
A
CHシリーズはセルフクリンチングファスナーに耐水性(気密性)を要求される部位にご検討できます。
CHシリーズは非貫通穴の下穴に厚入できるファスナーです。
Q
セルフクリンチングファスナーをそれぞれ同じパネルに隣接して2個またはそれ以上のファスナーを圧入取り付ける場合、どれくらいの距離をとれば大丈夫ですか?
A
その場合、それぞれのファスナーのカタログで示すC/L to edge(板端から下穴センターまでの最小距+二番目のファスナー用下穴径の1/2の距離を参照としてください。
(例 S-M3-1ZI C/L to edge:4.8mm + 1/2下穴径4.22mm:2.11=6.91mm)
Q
もし、カタログで示すC/L to edge(板端から下穴センターまでの最小距離よりも、板端によせて、取り付ける(圧入)すると何が起きますか?
A
C/L to edgeよりも端に寄せて圧入すると、端側に膨らみが発生する場合があります。
これは、メタルフローにより、ファスナーアンダーカット部位に母材が流れ込んでくるものが、逆に外側へ逃げてしまうことになります。その結果ファスナーのパフォーマンスに影響を与える可能性がありますので、お客様のご使用条件や期待されるパフォーマンスを確認していただくことをお勧めいたします。

BUMAX製品

Q
BUMAXの製品はすべてヨーロッパ原産ですか?
A
はい、BUMAXの原材料(線材、バー、シート)はすべてヨーロッパのプレミアムメーカーより調達しており、BUMAX社のファスナーはヨーロッパで製造されています。
Q
なぜ普通のA4-80ではなく、BUMAX88を使用する必要があるのでしょうか?
A
BUMAX88はA4規格の中のプレミアム製品で、大多数のA4ファスナーと比較して、多くの利点を備えています。

・BUMAX88は316LHigh Moグレードで、標準的なA4が2.0%であるのに対し、最低2.5%のモリブデンを保障していること
 を意味します。これによりPRE値(Pitting Resistance Equivalent)や耐食性が向上します。

・BUMAX88は、厳格な仕様に基づき、ヨーロッパのプレミアムステンレス鋼メーカーより調達しています。各元素の 
 厳しい公差、制御されたプロセス、そして最高の冶金プロセスにより、介在物やスラグが少ない非常にクリーンな鋼が
 得られます。その結果、バッチごとのばらつきが非常に少なく、耐疲労性と耐食性に優れた一貫した材料となるの
 です。

・BUMAX88は、A4よりも高い降伏強度を有しています。BUMAX88の降伏強度は640MPaであり、A4の降伏強度は
 600MPaです。

・BUMAX88は、優れた表面品質と硬いねじ山を提供します。多くのお客様は、A4と比較してBUMAX88の耐焼き付き特性
 を高く評価しています。
Q
切削ねじと転造ねじの違いを教えてください。
A
切削ねじ切りとは、通常旋盤で行われる加工で、丸棒から鋼材を切り離してねじ山を成形します。転造ねじ切りとは、材料を削るのではなく、ねじ切りダイスで押し出し、ねじを成形する加工方法です。転造ねじ切りにはいくつかの利点があり、BUMAXファスナーでは可能な限り転造ねじ切りが採用されています。転造ねじ切りではひずみ硬化が起こるため、ファスナーの強度が増し、耐疲労性にも有利になります。さらに、転造ねじは切削ねじよりも滑らかであることが多いです。
Q
BUMAX製品は非磁性ですか?
A
透磁率が非常に低くなるように最適化されたグレードがあり、そのため非磁性であると考えられています。オーステナイトステンレス鋼は一般的に透磁率が非常に低いですが、これは化学組成、冶金行程、残留応力、冷間加工時に生成するマルテンサイトの量に影響されます。BUMAX88は、電気・原子力分野など低透磁率の要求が高い用途に適しています。BUMAX88は、標準的なA4よりも透磁率が低く、ロットごとの特性のばらつきが少ないことが特徴です。
Q
直接購入は可能ですか?
A
弊社は輸入総販売元で直接販売は行っておりませんのでお問い合わせください。
Q
最小販売単位について教えてください。
A
販売店により異なりますのでご相談ください。
Q
サンプル品の提供は可能ですか?
A
在庫状況によりますがご提供可能です。送料につきましてはお客様負担となりますのでご了承下さい。
Q
納期について教えてください。
A
国内在庫が無く、メーカーに在庫がございます場合、4~5週間程度で納入可能です。
Q
ミルシートは添付可能ですか?
A
有償にてメーカー発行ミルシートISO 16228(EN 10204)を添付可能です。
Q
規格外L寸ボルトの提供は可能ですか?
A
規格サイズ品の切り詰めでしたら有償にて対応可能です。半ねじ製品の場合、ねじ部長さが短くなりますのでご注意ください。
Q
低温環境で使用可能ですか?
A
-200℃まで使用可能です。
Q
フッ化水素環境で使用可能ですか?
A
室温(20℃)環境下、約1%までの濃度であれは使用可能ですが、サンプルでの評価試験をお勧めしております。

PERMASWAGE製品

Q
PCCディストリビューション・ジャパン社はPERMASWAGE社の代理店ですか?
A
販売代理店としてではなく、同じPCCグループ企業としてPERMASWAGE社製品の販売とサポートを行っております。
Q
PERMASWAGE社ツールについての国内サポート体制を教えてください。
A
ツール導入トレーニング、修理、定期点検などPERMASWAGE社に代わって当社が対応します。(PERMASWAGE社認定)
Q
使用実績を教えてください。
A
国内で製造またはメンテナンスを行っているほとんどの機種でPERMASWAGE製品が使用されています。
Q
航空機以外の採用実績はありますか?また、検討の際の技術情報の開示は可能ですか?
A
一部船舶でも使用実績があります。既に退役しましたがスペースシャトルにもPERMASWAGE製品が使用されていました。 技術情報の開示は個別に対応いたします。

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