<後日談>
転職を考える際、現職における肩書は大きな意味を持つのは、欧米でも日本でも、アジア諸国でも変わりありません。米国においてもそうですが、アジアの若いビジネスパーソンは早くからマネージャーのポジションを得ることを目標にし、それをステップにして、さらに高い収入を得られる職を求めて、いささかも躊躇することなく次の仕事へ移っていきます。5年前にシンガポールで出会った多くの若者たちも、新しい環境でますます活躍しているようです。GDPが大きく伸びる時代の国々に生きている人たちの、さらなる成功を祈りたいと思います。