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私たちに必ず訪れる「復活の日」

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  2020年8月18日
  私たちに必ず訪れる「復活の日」
「思いやりの気持ち」がお互いを救う

カレーライス 夫婦

 「新型コロナウイルス」という言葉を、日に何度も耳にするようになって、半年以上が過ぎました。この感染症によって、様々な被害や影響を受けた方、不幸にして親族を亡くされた方には、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 当社は幸いにして、これまでのところ社員とその家族に感染者が発生せず、業務を継続しています。

政府による緊急事態宣言を発出後、社員同士の接触を少なくするため、業務内容から出勤せざるを得ない社員を除いて、可能な社員には極力テレワークを実施し、自動車通勤者も拡大して、相互の感染リスクの低下を目指してきました。

当社には、1日単位の他に、1時間単位または半日の有給休暇制度がありますので、これを社員に有効活用してもらう他、5月には特別有休も付与し、業務の調整をつけて有休を取得、出勤(外出)に伴う感染リスクを減らすように努めました。 また時差通勤も取り入れ、1-2時間早く出勤し、その分早く退勤するように、就業規則の弾力運用も実施、現在も継続しています。これらの柔軟な対応は、パート社員や派遣社員の方にも可能な範囲で適用しています。

新型コロナウイルスの件を通じ、「自分の感染リスクを少なくすれば、家族や同僚など周囲の人を守ることになり、人を守ることが自分の安全につながる」という、思いやりのある意識と行動を軸に据えることが、何より大切だと学びました。 感染防止を目的として、急速に広がりを見せた「テレワーク」、金属産業新聞の連載コラムにこれをテーマにした小文を掲載して頂きました。それを当サイトにもアップロードしましたので、よろしければ「らせん階段の踊り場」のページをご覧ください。

復活 南極 日の出

 SF作家の小松左京さんが、ウィルス感染症の世界的流行をテーマに執筆した「復活の日」を発表したのは、奇しくも一回目の東京オリンピックが行われた1964年でした。 生物兵器として開発され、制御不能な猛毒性と感染力を秘めているが、表面的には「かぜ」に見える組織と症状を現す細菌が、軍の秘密研究所から流出し、やがて人類に猛威を振るうというカタストロフィ小説です。

感染が急速に拡大し、細菌の「正体」が分からないまま医療体制や社会が混乱に陥る描写は、今から56年も前に書かれたとは思えないほど、今年私たちが経験したことと酷似しています。

「いつになったら、コロナウイルスの感染を心配せずに、元の生活に戻れるのだろう」ー 皆さんの胸にもこの問いが、きっと何度も去来していることでしょう。 いずれワクチンや治療薬が開発され、私たちにも「復活の日」が訪れるに違いありません。その時まで、「予防のために個人ができる努力をして、感染拡大を食い止める」生活様式を守っていきたいと思います。 感染症拡大の最前線で奮闘を続けて下さる医療関係者や保健所など公的機関の方々へ感謝を申し上げると共に、皆さまのご無事をお祈りいたします。


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