PCCグループがめざすもの、それはトータルメタル・コンポーネンツ・ソリューションです

みゆき通りって 行幸道路なんですね。

TOP > PCCディストリビューション・ジャパンについて > 代表者ブログ やとわれマダムのうち明け話 > みゆき通りって 行幸道路なんですね。

2019年11月12日
みゆき通りって 行幸道路なんですね。
あの金色タワー すべて電動なの?

トランプタワー 星条旗

 10月の後半から半月あまりの間に、2回アメリカ出張がありました。年に何度か海外へ渡りますが、今回はいずれも東海岸で、これだけ短い期間に地球の裏側へ往復を繰り返すのは、久しぶりのことになります。 関東の西部から成田空港を経由して東海岸へ行くには、24時間近い時間が掛かるので、毎度のことながら移動もたいへんです。全日空では、「機内で健康診断を受ける」サービスの導入を、検討課題に挙げている由。機内の時間を有効活用しよう、との新機軸のアイデア.... これからのビジネスは、何事もアタマを柔らかくして、「あったらいいな、できたら便利だな」との視点で考えなければなりませんね。

 米国では、歴史上の人物や為政者の名前を冠した道路や空港がたくさんあります。先月から利用した空港は、いずれも過去の大統領や市長の名前が付いていました。その人物の業績を讃える意味合いで、誰それ記念空港といった命名なのでしょう。コロンブスという地名や道路は米国のあちこちにあり、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスに由来していることが分かります。10月に訪れたPCC社の工場は「リンカーン通り」に面していました。

 日本には昔から、高貴な方の名前を口にするのは謹む習慣があり、幕末ドラマなどで天皇の申され様を公家が「賢きあたりにおかれましては」などと前置きして武家に伝えるシーンが見受けられます。あるいは、名前を使わず地名で言い表すことも多いですね。 日本にも誰それの名前を冠した公園などがあるのでしょうが、新幹線や空港に為政者の名前を付けた場合、どうも違和感が拭えなくなる気がします。 岐阜県の方には失礼な話ですが、仮に岐阜羽島駅を「大野伴睦記念駅」と命名したら、「おかげで毎冬、新幹線は関ヶ原の積雪で遅れが発生し、県外の乗客は迷惑しているのだ」と文句が必ず出ることでしょう。

 上越新幹線を「田中角栄線」と呼ぶのは、長岡市を中心とした沿線住民以外には抵抗があるでしょうし、関西空港が「塩じい空港」という名前なら、「なんで泉州沖に作ったのだ」と訪日外国人から批判が続出するに違いありません。今から考えれば、神戸空港をもっと大規模なものとしておけば、よほど合理的でしたね。 「総理と財務大臣が自分で言い出す訳にはいかないので」と究極の忖度を働かせて、頼まれもしないのに「新しい橋の事業化調査を国直轄にしました」などと発言して物議を醸した議員がいましたね。それで「安麻記念橋」が出来たら、本当に笑い話です。 米海軍には、空母に大統領の名前を戴く習慣があります。「新鋭空母の建造に予算を付けるから」と大統領から持ちかけられて、海軍は「ドナルド・トランプ」と名付けるでしょうか? 全面金色の艦体なら、よく目立って敵機も的を絞りやすくなりますね。  

航空機 トイレ 禁煙

 旅客機の最後部には、機内食などのケータリング カートを収納する一画があり、配膳業務が終わった後、CAが慌ただしく食事を摂るスペースでもあります。一方、たいていの旅客機は最後部に化粧室が設置されていて、食後に乗客が利用します。 アジアのエアラインCAというと、若い女性を揃えて華やかなイメージがありますが、彼女らが食事をしているすぐそばで、化粧室から「シュッ」という大きな音が次々と聞こえる訳で、非常に現実的な一面もあると思います。

 今回搭乗した航空会社は、いずれも最後部に化粧室を設置していませんでした。新しく導入した機体でしたので、CAの勤務環境に配慮したのかも知れませんね。昔は旅客機の客室でタバコが吸えたので、煙がこもって「煙突」などと呼ばれたものでした。受動喫煙もへったくれもありませんでしたね。今では完全に禁煙になっていまして、「機内は化粧室を含め禁煙です」とのアナウンスが必ず流れます。しかし、なぜか化粧室には灰皿が今も付いています。かつて化粧室に設置が義務づけられていた規制が、まだ生きているからでしょうか?灰皿とはいえ、全機体の化粧室にいちいち付けていたら、コストも馬鹿にならないと思います。以前から気になっていまして、どなたかご存知なら、理由を教えてくださいませんか? (謎)



(後日談)
 親切な取引先の方が、先の「灰皿」について調べて下さいました。航空機内での喫煙は、今でもトイレで隠れて行われるケースが絶えないそうです。旅客機のトイレは吸い込んでいるだけ(水洗ではない)なので、火がついたままの吸い殻を便器に吸い込ませた場合、汚物タンク内で吸い殻が燃え、機内で火災に発展するリスクがある為、少なくとも「消火」させるように「敢えて」設置してある、とのこと。法律にも厳格に定められているそうです。航空会社は灰皿が壊れていたら、直ちに修理・交換しなければならない由。思いもよらないお話でした。

資料請求・環境シートのご依頼など
お気軽にお問い合わせください。

PAGE TOP